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第6話 送り当番

Auteur: みだん
last update Date de publication: 2026-09-17 03:26:22

次の日の夕方、うちの門の前で、四人が揉めていました。

昨日、神社で泣いてしまったことを、四人は誰も蒸し返しませんでした。

学校でもいつもどおりでした。

幸也くんがふざけて、新太くんが怒って、久遠くんが黙って、和樹くんが笑っている。

それがかえって、こたえました。

「だから順番だって言ってるだろ」

「なんで新太が最初なんだよ」

「昨日、俺が最初に見つけたから」

「それ関係ある?」

鞄を抱えたまま、私はしばらくその場に立っていました。

四人が四人とも真剣で、誰も私に気づいていません。

「あの」

四つの顔が、同時にこちらを向きました。

「何の話ですか」

新太くんが、一歩前に出ました。

「送り当番」

「送り、当番」

「昨日みたいなことがあると困る」

昨日。

鞄を玄関に放り出して、神社まで走った日のことです。

「町じゅう走ったんだからな。幸也なんか駅まで行ったんだぞ」

「自転車で行ったんだけどね」と幸也くんが手を挙げました。

「途中でチェーン外れて、押して帰った」

「だから、これからは誰かが必ず一緒に帰る。順番で」

幸也くんが指を折り始めました。

「じゃあ月曜が俺で、火曜が和樹で、水曜が久遠で
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